お香の案内

かおりの区別

「檀香」 (台湾ではタンシャンと言います)台湾で一番知られている種類です。産地は主に二つあります。一つはオーストラリアの新山檀香、もう一つはインドの東加島区の老山檀香です。新山檀香はさっぱりしたかおりになります。老山檀香は濃厚なかおりになります。産地以外にもほかの方法でランク付けがあります。

「沈香」 (台湾ではチェンシャンと言います)沈香の産地はとても多くて、現在当沈香舎では早期の野生品種を提供させていただいております。近年の栽培品種ではありません。原料の産地から、極品水沈(ジーピンスェチェン)と安汶沈香(アンウェンチェンシャン),臻品恵安(ジェンピンウェアン),紅土恵安(ホンドゥウェアン)など、そして頂級恵安(ディンジウェアン)、恵安土沈(ウェアンドゥチェン)、越南恵安(ベトナムウェアン)、恵安老沈(ウェアンラゥチェン)、奇楠水沈(チナンスェチェン),尊爵芽庄(ズェンジェンイヤズヮン)などに分かれます。産地が違うとかおりも違います。各自のかおりを持っています。例えば甘い、辛い、涼しいなど、違うかおりで価格も違います。かおりの好みは個人差があるので、きっとお好きなかおりがあると思います。価格について、お好きなかおりは高くないかもしれない、高いものはお好きになれないかもしれませんので、価格をお気にせず、お好きな香りを楽しんでください。

1 渦巻香 
  台湾では盤香(パァン シャン)と言います。渦巻きの形です。太さはおよそ1.2-1.4MM、燃焼時の煙も少ない方です。燃焼時間は約3-4時間、全体の直径は6.5-6.8センチです。
2 線香 
  台湾では臥香(ウォー シャン)と言います。棒状です。太さはおよそ1.0-1.8MM。伝統タイプは1.4-1.8MM、煙の少ないタイプは1.0-1.4MM、煙の量は線香の太さに比例します。 細いほど煙が少なく、環境にやさしいです。燃焼時間は、長さ15センチの線香で伝統タイプのみ、一本あたり約30分。21センチの線香は伝統タイプと煙が少ないタイプ、両方あります。燃焼時間はおよそ35-45分です。
3 コーン型香 
  台湾では香塔(シャン ダー)と言います。コ ーンの形です。外見から見ると燃焼の面積は渦巻香や線香と比べると大きいため、煙の量も多くなります。 燃焼時間は約10分です。
4 粉状香 
  台湾では香末(シャン モゥー)と言い、粉状です。 燃焼時間と煙の量は燃焼時の形によって変わります。  伝統的な使い方は焼香用です。品質も当時の状況によって決められます。現在は多様な使い方もされるようになりました。 例えばお茶会の時にランクが上の檀香や沈香を使い、香の型で形を整えて、使用量は減らすとともに、煙の量も少なくなり、燃焼時間を伸ばすことも可能です。
5 木支香
  台湾ではお参りの際に使用される香で、その中でも硬めの香である茶竹は手作業で香料を丁寧に配合し製造しています。現在、長さ30センチ、39センチ、48の商品があります。また、調和用の香料の産地に基づいて、さまざまなタイプに分けてあります。